最近思うこと
記念日

明日は兵庫県南部地震が起こってから、ちょうど2年になる。ニュース番組はどこも特集を組んで、このことを取りあげている。前にも書いたとおりいつもは放送していないのに、この時期になるとどこもかしこも放送する。これは1月17日が一種の記念日化しているように感じる。広島・長崎への原爆投下の日などと同じ感じだ。なんだか、この日はそのことを思い出しましょう、って感じでイヤだ。ぼくはいつもそのことを忘れるべきではないと思う。

これは別にこういった災害に限ったことじゃない。父の日や母の日、敬老の日に勤労感謝の日、これだって同じだ。ぼくは幼稚園のとき以外、こういった記念日にこれといったことはしていない。照れ臭いっていうのもあるけど、こういうこともあって、何もしていない。

あと余談になるけど、ぼくは「阪神大震災」という言葉があまり好きではない。1995年1月17日5時46分に起こったのは「兵庫県南部地震」だ。よく「震災直後は……」とかいう言葉を耳にするけど、震災はまだ終わっていない。現在も震災は続いている。

1/16/1997