最近思うこと
コンピュータデザイン

PPCP(CHRP)マシンでMacOSを走らせた上で、SoftWindowsを走らせたいとおもう今日このごろ、こんなことを考える。

ぼくはWindowsがきらいだ。だけど「Macintoshのまねっこだ!」というつもりはない。これは当然の結果だと思っている。人間が使いやすいコンピュータにするには、Macintoshのインターフェイスが現実的だったんだ。あのバカ騒ぎは賛成できないが、ただAppleが先に同じことをしていただけで、Microsoftのとった行動は間違っていないとおもう(ただ、プライドはないのかとは思うけど)。

じゃぁ何がきらいかというと、それは「デザイン」だ。Windowsを使うときに目にするものほとんどのデザインが気にくわない。MacOSのゴミ箱などのアイコンをつくった人と、Windowsのアイコンをつくった人は同じ人らしい。なのにセンスが悪く見える。システムカラーパレットの違いだろうか?なんだか幼稚っぽく見える。それから、ウインドウやダイアログのデザインも気にくわない。Macintoshは基本的に白ベースだ。しかし、Windowsはグレーベース。これは個人的なことかもしれないけど、どうも後者はメカっぽくて好きになれない。

それから、ハードのデザインもきらいだ。まぁこれはWindowsというわけでもないし、メーカーによっても違うけれど、Windows機大半(とくに外国産)のデザインは気にくわない。なんかゴツゴツしてて、センスの欠けらもみえない。その点、MacintoshのQuadra700やSE/30などは、ゴツゴツはしているものの、センスがあって非常にスマートにみえる。ほかにもキーボードのデザインも気にくわない。ぼくにはどうも、あのグレーのキーは許せない。

以上、ここまで挙げてきたのは「Macintoshじゃないから」という主観的な味方ではないと思う。BeやNeXT(Appleの身内みたいなもんだけど)などではこのようなことは思わない。ぼくはMacintoshユーザーだけど、べつにWindowsに敵対心を抱いてはいない。だけどWindowsのデザインはどうも好きになれない。ビル・ゲイツとセンスが合わないのかな?

ぼくはいくら性能がよくて、コストパフォーマンスが優れていても、デザインが悪ければそれを買わない。それはコンピュータ以外のもの全てにおいてもそうだ。「モノ」を使う以上、デザインが悪いと不愉快でしかたがない。

10/04/1996